自分専用の英単語帳を作れるアプリを比較|選び方とおすすめの使い分け

英単語学習は長丁場です。
TOEICなどで具体的な目標スコアがあるなら、その試験に特化した単語帳を1冊やり込めば十分です。
でも、仕事で英語を使いながら日々のボキャブラリーを底上げしていきたいなら、話は変わってきます。
決まったゴールがない学習だからこそ、知らない単語に出会うたびに書き足していく、自分専用の単語帳が必要になるわけです。
このルーティンをどのように回すかは、地味に重要な選択です。
筆者もこれまでいくつものやり方を試してきましたが、続くやり方と続かないやり方では、はっきり差がありました。
今回は、自分専用の英単語帳を疲れるアプリに焦点を当て、選ぶときに見るべきポイントと、実際にどんなアプリがあるのかを比較しながら紹介します。
それではまいります!
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
自分専用の単語帳を作れるアプリを選ぶ2つのポイント
自分だけの単語帳が作れるアプリは世の中にたくさんありますが、筆者が重視しているポイントは大きく2つです。
1つ目は、単語登録のしやすさ。
知らない単語に出会うたびに、意味や例文を自分で調べて手打ちするのは、正直かなり大変です。
このひと手間が大きいアプリほど、結局登録が続かなくなります。
忙しい仕事の合間に、辞書を引いて例文を考えて、と何ステップも踏んでいたら、面倒になって後回しにしてしまいますよね。
単語を見つけたその場で、数タップで登録が完了するくらいの手軽さが理想です。
特に、単語検索から単語帳への登録までがシームレスにつながっているかどうかは、大きな差になります。
2つ目は、復習テストで学べる内容の幅です。
日本語訳だけを一問一答で復習するテストもあれば、例文・類義語・対義語まで含めて出題してくれるテストもあります。
単語は日本語訳だけでなく、例文や類義語・対義語まで含めて覚えたほうが、実際に使えるレベルまで定着します。
この2つの観点で、以降のアプリを見ていきます。
上記2つのポイントをカバーした、筆者が開発に携わったBizSprinto Oneから紹介させてください。
BizSprinto One|登録のしやすさと復習の厚みを両立
筆者自身も開発に携わっているBizSprinto Oneは、ニュース音読・瞬間英作文・速読・シャドーイング・英単語学習を1つにまとめた、ビジネスパーソン向けのオールインワン英語学習アプリです。
← 横にスライドして、他の画面もチェックできます →
英単語学習のモジュールでは、20,000語を超える辞書データベースから単語を検索してマイリストに登録できるので、意味を自分で手打ちする必要がありません。
復習の際には、日本語訳に加えて類義語・対義語・例文・英語での説明まで、多角的な情報で単語を深く身につけられます。
登録のしやすさと復習テストの厚み、2つの条件をどちらも満たすために作ったモジュールです。
英単語学習以外にも、次の3つのトレーニングに取り組めます。
- ニュース音読|毎日の学習を始めるオープナーになる
- 瞬間英作文|言いたいことがとっさに出てくる瞬発力を鍛える
- 速読|ビジネス英文を速く、正確に読む力を鍛える
- シャドーイング|US・UK・インドなど、多様な英語を聞き取る力や発話力を鍛える
複数のアプリを別々に契約すると、月々の課金がかさみますしユーザー登録も面倒ですが、BizSprinto Oneはユーザー登録不要、月額1,980円ですべてのコンテンツ・機能が使い放題です。
無料の状態でも一部のコンテンツをお試しいただけます。ぜひ一度試してみてください。
さて、ここからは、BizSprinto One以外で自作の単語帳として使われている代表的なアプリも、タイプ別に見ていきます。
1つ目のタイプは、日本語訳とセットで一問一答形式のテストができる、フラッシュカード系のアプリです。
このタイプは、単語と日本語訳の組み合わせを暗記するのに向いていて、定期テストや資格試験の直前対策には強い味方になります。
一方で、日本語訳だけを覚えても、実際の会話やメールの中でその単語をとっさに使えるようになるかは、正直怪しいところがあります。
復習の際に類義語や対義語などは基本的にカバーされていないので、あくまで訳を思い出せるかどうかのトレーニングに近いイメージです。
その分、単語登録のハードルはどのアプリも低めで、テンポよく数をこなしたい人には向いています。
WordHolic|無料で単語カードを作り放題
自分で作る単語帳 WordHolic!は、無料で単語カードとフォルダを好きなだけ作成できる暗記カード作成アプリです。
単語・意味・例文をそれぞれ自分で入力してカードを作る、シンプルな作りになっています。
30言語のネイティブ音声で読み上げてくれる機能もあるので、英語以外の言語学習にも使えます。
フォルダで単語カードを整理できるので、テーマごとに単語帳を分けて管理したい人に向いています。
ファイルからの一括インポートにも対応しているので、すでに手元にある単語リストを移行したい場合にも扱いやすいアプリです。
自分で入力するのが少し手間かもしれませんが、フラッシュカードとして使いやすいアプリでしょう。
Quizlet|5億件以上の学習セットから探せる
Quizletは、自分で単語カードを作れるだけでなく、他のユーザーが公開している5億件以上の学習セットを検索して使えるのが大きな特徴です。
画像や音声を追加できたり、テスト形式やゲーム感覚で復習できるモードが豊富に揃っています。
無料でも基本機能は使えて、広告非表示やオフライン利用などができる有料のQuizlet Plusもあります(2026年時点で月額900円程度)。
単語帳を自作するというより、学習コンテンツのプラットフォームに近い感覚のアプリで、他の人が作った単語帳から良さそうなものを探す、という使い方もできます。
友人や同僚と単語帳を共有して、一緒に復習することもできるので、周りを巻き込んで続けたい人にも向いているでしょう。
Anki|間隔反復で忘れる前に復習できる
SRS(間隔反復)という、忘れかけたタイミングを自動で計算して復習させてくれる仕組みを持つ、世界的に有名な暗記アプリです。
結構昔からあるアプリで、年季の入った印象ですね。
カードの作り方や復習の設定を細かくカスタマイズできるので、使いこなせばかなり強力な学習ツールになります。
Windows・Mac・Android・Webでは無料ですが、iOS版のみ4,000円の買い切りという少し変わった料金体系になっています。
操作に慣れるまで少しクセがありますが、医師や司法試験の受験者など、大量の暗記が必要な人たちにも長年愛用されてきたアプリです。
単語だけでなく、資格試験の知識問題などボリュームのある暗記全般に応用できるのも強みです。
ここまでの3つが、日本語訳フラッシュカード系の代表的なアプリです。
続いて、2つ目のタイプである辞書っぽいアプリを紹介します。
こちらは、辞書として単語を調べながら、気になった単語をそのまま単語帳に保存できるアプリです。
テスト機能はあまり強くなく、登録した単語の意味や例文をあとから見返す、という使い方が中心になります。
単語を調べる、そのまま保存する、という動作が一本化されているので、登録のハードルは低めでしょう。
複数の意味や用例がまとまって表示されるので、単語の全体像をつかみやすいのもメリットです。
一方で、登録した単語を能動的に復習する仕組みが弱いアプリが多く、放置してしまいがちなのが弱点です。
英辞郎 on the WEB|辞書で調べてそのまま単語帳に登録
英和・和英辞典として単語を検索しながら、そのまま単語帳(マイ単語帳)に登録できるアプリです。
無料のPro Lite会員は100件まで、有料のPro会員は最大20,000件まで単語を登録でき、タグをつけて管理することもできます。
メールアドレスでログインすれば、パソコンとスマートフォンで単語帳を同期できるのも実務で使ううえで地味にありがたいポイントです。
普段から英辞郎で単語を調べる習慣がある人なら、そのまま単語帳としても使えるので導入のハードルは低いはずです。
複数の意味や例文が一覧で表示されるので、単語のニュアンスをざっくり把握するにはかなり便利です。
Weblio英和辞典|検索履歴からも単語帳に追加登録
単語を検索した結果画面から、そのまま単語帳に追加登録できるアプリです。
単語だけでなく熟語やフレーズも登録できるので、単語単位にとどまらない自作の単語帳を作りたい人にも向いています。
過去に検索した単語の履歴からもまとめて登録できるので、調べたのに登録し忘れた、ということが起きにくいのも便利な点です。
語彙力診断のテスト結果からそのまま登録できる機能もあるので、自分の弱点をピンポイントで単語帳に反映させることもできます。
単語帳アプリの使い分け方
ここまで紹介したアプリは、それぞれ得意分野が違います。
資格試験の直前対策で、とにかく日本語訳を暗記したいなら、フラッシュカード系。
単語を調べたついでに、後で見返せるようにしておきたいだけなら、辞書系。
例文や類義語まで含めて、実際に使えるレベルまで単語を定着させたいなら、BizSprinto Oneのようなアプリが向いています。
筆者も実際に普段BizSprinto Oneを使っています。一方で、何か試験を受けるとなればその単語帳を買うかもしれません。
ゴールが変われば、ベストなアプリも変わります。
今の自分に必要なのは、短期的な暗記なのか、長期的な使えるレベルでの定着なのか。
ここを見誤ると、せっかく続けたアプリなのに実務で使える単語が増えていない、なんてことにもなりかねません。
まずはそこを整理してから選ぶと、遠回りせずに済むでしょう。
まとめ
自作の単語帳アプリは、登録のしやすさと復習テストの厚みで選ぶのがポイントです。
フラッシュカード系はテスト対策、辞書系はあとから見返す用途に向いています。
簡単に登録し、例文や類義語まで含めて単語を深く身につけたいなら、BizSprinto Oneのように多角的な復習ができるアプリがおすすめです。
大事なのは、どのアプリを選ぶかよりも、選んだアプリで登録と復習を続けられるかどうかです。
この記事で紹介した観点を参考に、自分の目的に合ったアプリで、自作の単語帳を育てていってもらえたら嬉しいです。
気に入ったアプリが見つかったら、まずは今日出会った単語を1つ登録するところから始めてみてください。
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