瞬間英作文アプリ15個を比較|無料の実力とおすすめ5つ

瞬間英作文のアプリを探していると、スピフルやトラビット、トーキングマラソンといった有名どころの広告がまず目に飛び込んできます。
でも、実際のところどれがいいのか、正直よく分からないですよね。
広告で見かけるものが本当に良いのか。もっと安くて使えるアプリはないのか。そもそも瞬間英作文に「特化」したアプリってどれなのか。
筆者自身、瞬間英作文との出会いはもう何年も前のことです。当時はまだアプリなんてほとんど普及しておらず、森沢洋介氏の書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をひたすらやり込んでいました。TOEIC 900点は超えていたのに英語がまったく口から出てこない。そんな状態をなんとかしたくて、日本文を見て英文を瞬時に話す練習ができる教材を必死に探した結果、たどり着いたのがあの書籍でした。
それから時代は変わり、今ではスマホアプリで瞬間英作文ができるようになりました。ただ、アプリの数が増えた分、選ぶのが大変になったのも事実です。
また厄介なのが、世の中で「瞬間英作文アプリ」として紹介されているものの中に、瞬間英作文のコンテンツ自体はそこまで力が入っていなかったり、瞬間英作文だけ練習したいのに他の学習も一緒にやらされたり。これは意外と見落とされがちなポイントです。
そこで今回、筆者のチームで瞬間英作文をうたったアプリを15個ピックアップし、実際にすべて試しました。その中から本当におすすめできると判断した5つだけを、正直にご紹介します。
なお、筆者のチームでもBizSprinto Oneというアプリを提供しているので、それは確実におすすめに入ります。その点だけはご了承ください。アフィリエイト広告は含んでいません。
それではまいります!
↓実際に試した、瞬間英作文特化のアプリ。ここから本当におすすめできると考えるものをご紹介します。
- スピフル
- トラビット
- トーキングマラソン
- シュンサク
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニングアプリ
- すらすら話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
- ぼくらの瞬間英作文
- 自分で作る瞬間英作文
- 瞬間英作文InstaEnglish
- MomenTalk
- HelloEar
- 基礎から学ぶ瞬間英作文・文法
- 瞬英
- 10パターン x 1,000問瞬間英作文
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
先に結論|迷ったらこの3つから
15個を比較しましたが、読むのが面倒な方のために先に結論を書きます。
ビジネス英語を身につけたい方は BizSprinto One。ビジネス特化の例文で、瞬間英作文のほかに速読・シャドーイング・音読・英単語まで1つで使えます。月額1,980円。
日常英会話の型を基礎から身につけたい方は トーキングマラソン。筆者自身がその昔やり込んで効果を実感したアプリです。
中学文法からやり直したい方は ぼくらの瞬間英作文。月額980円で、挫折しにくい丁寧な作りです。
理由と、他の12個をどう評価したかは以下に書きました。
瞬間英作文アプリに本当に必要な6つの機能
おすすめアプリを紹介する前に、そもそも瞬間英作文アプリに何が必要なのかを整理しておきます。
筆者が書籍時代からずっと瞬間英作文をやってきて、アプリに移行してから「これは欲しい」と痛感した機能がいくつかあります。ここを押さえておくと、アプリ選びで迷いにくくなるはずです。
一つ目は、自分の目的に合った例文が収録されていることです。これは当たり前のように聞こえますが、意外と見落とされます。ビジネスの現場で使える表現を身につけたい人と、世界一周旅行に行きたい人と、外国人の恋人を作りたい人では必要な文章がまるで違います。アプリにどんな例文が入っているかは、ダウンロードする前に確認してほしいポイントです。
二つ目は、制限時間内に回答するゲーム性です。「瞬間」英作文と言うからには、日本語を見てからモタモタ考えていたら意味がありません。何秒以内に答えるというプレッシャーがあるかどうか。ここは書籍にはないアプリならではの強みが出るところです。筆者も、制限時間があるだけで集中力がまったく変わると感じています。
三つ目は、回答を録音する機能です。頭の中で英文を組み立てるだけと、実際に声に出すのとでは負荷がぜんぜん違います。録音機能があると「声に出す」が強制されるので、サボりようがなくなるんですよね。
四つ目は、解答と解説の機能です。自分の回答が模範解答と少し違っていたとき、それがネイティブにとって許容範囲なのか、ニュアンスがずれているのか分かると学習の質が上がります。日本文に対応する英文は一つとは限らないので、この解説があるかないかは大きいです。
五つ目は、自作の英作文を登録できる機能です。仕事で実際に使ったフレーズや、自分が苦手なパターンを登録して繰り返し練習できると、汎用的な例文だけでは届かないところまでカバーできます。
六つ目は、学習のモチベーションを維持する機能です。連続練習日数や発話量の記録など、地味だけど効きます。瞬間英作文に限らず英語学習全般に言えることですが、毎日やっていると飽きます。そのときに自分の積み上げが数字で見えると、もうちょっとだけ続けようという気持ちになるものです。
以上の6つが、筆者が考える瞬間英作文アプリの必須機能です。あとは価格とのバランスですね。
6つの機能で15アプリを比較した表
先ほどの6つの機能で、実際に試した15のアプリを並べました。機能が多い順に並べています。
| アプリ | 料金 | 例文 | 制限時間 | 録音 | 解説 | 自作登録 | 学習管理 | 他のトレーニング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BizSprinto One | 月額1,980円 | ビジネス特化 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 音読 / 速読 / シャドーイング / 英単語 |
| シュンサク | 月額990円 | 日常・ビジネス+自作 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| スピフル | 月額5,478円 | ビジネス特化 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | 1分間スピーチ |
| トラビット | 月額3,780円 | 日常・ビジネス | ○ | ○ | ○ | × | ○ | シャドーイング / AI英会話 |
| トーキングマラソン | 月額4,378円 | 日常 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | - |
| MomenTalk | 無料(広告非表示 月490円) | 日常 | ○ | ○ | ○ | × | × | - |
| ぼくらの瞬間英作文 | 月額980円 | 日常 | × | ○ | ○ | × | ○ | 単語テスト |
| 瞬間英作文InstaEnglish | 月額1,480円 | 日常 | × | ○ | ○ | × | ○ | - |
| HelloEar | 月額1,480円 | 日常 | × | ○ | ○ | × | ○ | - |
| どんどん話すための | 買い切り1,300円 | 日常 | × | × | ○ | × | × | - |
| すらすら話すための | 買い切り1,300円 | 日常 | × | × | ○ | × | × | - |
| 10パターン×1,000問 | 完全無料 | 日常 | × | × | ○ | × | × | - |
| 自分で作る瞬間英作文 | 無料(広告非表示 600円) | 日常 | × | × | × | ○ | × | - |
| 基礎から学ぶ瞬間英作文・文法 | 無料(広告削除 月280円) | 日常 | × | × | × | × | × | - |
| 瞬英 | 完全無料 | 日常 | × | × | × | × | × | - |
この表を作ってみて、自分でも意外だった点が2つあります。
ひとつは、制限時間があるのは15個中6個だけだということ。「瞬間」英作文を名乗るアプリの過半数が、考える時間に制約をかけていません。瞬間英作文トレーニングは、制限時間内に答えるプレッシャーが大事だと思います。
もうひとつは、自作の英作文を登録できるアプリが3つしかないこと。仕事で実際に使ったフレーズや、自分が何度も詰まるパターンを登録して繰り返せるかどうかは、続けるほど効いてきます。
なお料金は、App Storeの表記を2026年9月時点で確認したものです。「無料(広告非表示◯◯円)」と書いたものは、学習機能そのものは無料で使えて、課金は広告を消すためのものです。
アプリの価格をどう考えるか——自分の軸を持つのが理想だが現実は難しい
英語学習アプリにいくら払うべきか。これは本当に悩ましい問題です。
各社はいろいろな比較対象を出してきます。英会話スクールに通えば毎月何万円かかるからそれに比べたら安い。シャドーイング添削サービスに月数万円かけるならAI添削付きのこっちの方がお得。1日あたりたった〇〇円。そういうアピールですね。
理想を言えば、自分の中に軸を持つことです。結局いくらくらい払ってどんな効果を得たいのか。どんな効果が得られるなら、いくらまで出せるのか。それがはっきりしている人は強いと思います。
ただ正直、筆者も何年も英語学習を続けていますが、そのような軸をはっきり持つのは難しいです。
だからこそ、まずはあまり費用をかけずにやってみるのが現実的です。
瞬間英作文という学習法が自分に合っているか、まずは比較的安価なアプリで一定期間試してみる。あるいは無料トライアルを試してみる。効果を感じたら、プレミアムプランや高機能なサービスに移行してみる。この順番が無駄なく進められると思います。
無料の瞬間英作文アプリはあるのか
結論から言うと、期間を区切らず無料で使い続けられるアプリはあります。
筆者が試した中だと、自分で作る瞬間英作文、MomenTalk、HelloEar、基礎から学ぶ瞬間英作文・文法、瞬英、10パターン x 1,000問瞬間英作文あたりがそうです。
インストールして、課金しないまま続けることができます。
ただ、実際に使ってみると無料ならではの引っかかりもあります。
ひとつは広告です。広告が挟まると、瞬間英作文への集中力やテンポが切れます。数秒で英文を組み立てる訓練なので、リズムが途切れるのは地味に痛いところです。
もうひとつは単純にクオリティです。収録されている例文の量や質、録音機能や学習記録機能、解説の有無、UIの作り込み。有料アプリと並べて使うと、差を感じる人は多いでしょう。
そのうえで筆者のスタンスを書いておくと、無料であることにとらわれすぎないほうがいいと思っています。
目的は英語力を上げることであって、お金を払わないことではありません。月に数百円から数千円で学習の効率が変わるなら、そちらのほうが結果的に安上がりです。
とはいえ、気になるアプリがあるなら一度インストールして試してみるのは良いと思います。インストール自体は無料ですし、自分に合うかどうかは触ってみないと分かりません。
なお、この記事で紹介している有料アプリも、多くは無料で試せる範囲があります。続けられそうだと思えたものにお金を払う。その順番がいちばん失敗が少ないはずです。
手前味噌になりますが、その入口として BizSprinto One も選択肢に入れてもらえると思います。
BizSprinto Oneの瞬間英作文のトレーニングコンテンツは、一部を無料のまま試せます。何日間の体験版という区切りがないので、期限を気にせず自分のペースで触ってみて、続けられそうかを確かめられます。
月額1,980円という金額についても、瞬間英作文だけでなく音読・速読・シャドーイング・英単語まで同じ料金に含まれています。1つのトレーニングあたりで考えると、費用対効果は悪くないと思います。
それでは、上記の観点をベースに、筆者が本当におすすめできる5つのアプリを紹介していきます。
BizSprinto One|こだわりの瞬間英作文と速読・シャドーイング・英単語をまとめて鍛えられるオールインワンアプリ(月額1,980円)
← 横にスライドして、他の画面もチェックできます →
最初から筆者の携わるサービスの紹介で恐縮ですが、お付き合いください。
BizSprinto Oneは、ニュース音読・瞬間英作文・速読・シャドーイング・英単語学習をまとめた、ビジネスパーソン向けのオールインワン英語学習アプリです。
瞬間英作文のモジュールでは、7秒以内に回答するゲーム性、回答の録音機能、解答への解説機能、自作の英作文登録機能、発話量や連続レッスン完了回数の記録機能と、記事の冒頭で挙げた6つの機能をすべてカバーしています。
収録されている例文は、ビジネスパーソンが実際の現場で使うような表現を厳選して2,000種類以上。会議、メール、プレゼン、交渉など、仕事で頻出するシーンを幅広くカバーしています。
そして、BizSprinto Oneではビジネスパーソンに必要なほかのトレーニングモジュールも一緒に提供しています。
7ステップ英文速読、ビジネス特化のシャドーイング、20,000語の辞書と連動した自分専用の単語帳まで、ビジネスパーソンに必要な英語学習がこれ1つにまとまっています。
モジュールごとに分かれているので瞬間英作文だけを集中してトレーニングすることもできますし、毎日各モジュールを一周するのもおすすめです。
複数のアプリを別々に契約すると、月々の課金がかさみますしユーザー登録も面倒ですが、BizSprinto Oneはユーザー登録不要、月額1,980円ですべてのコンテンツ・機能が使い放題です。
無料の状態でも全体的に機能をお試しいただけます。
瞬間英作文という学習法がまだ自分に合っているか分からない、という段階の方にとっても、気軽に試せる手軽さだと思います。
ぜひダウンロードしてみてください!
トラビット——瞬間英作文とシャドーイングを一本でこなせるコスパの良さ(月額3,780円)

トラビットは瞬間英作文とシャドーイングの両方が練習でき、AI英会話もついて月額料金が3,780円(税込)と、コストパフォーマンスに優れたアプリです。英語コーチングでも有名なトライズが提供しています。元々月額2,000円強だったのですが、AI英会話が追加され、月額3,780円に値上げされました。
瞬間英作文とシャドーイング両方入ったアプリですが、アプリ内で独立しているので流れの中で両方練習させられるということはありません。
一般的にシャドーイングのアプリや添削サービスは高額で、単体で数千円〜数万円するものが多いのですが、トラビットは瞬間英作文とシャドーイングの両方が練習できてAI英会話も付き、月3,000円台というのは素晴らしいと思います。
筆者はまずトラビットがリリースされた直後にサービスを試しました。
その時はまだリリース直後だったためか、コンテンツのクオリティや録音の精度に改善の余地があるように感じましたが、現在では改善されていると感じます。
このアプリのポジションですが、瞬間英作文に特化するというよりは、リスニングなどにも課題を感じていてバランスよく学習したい人に良いアプリだと思います。
あるいはすでに瞬間英作文もシャドーイングも別々の教材で学習していて効果を感じている人は、トラビットに乗り換えることを検討するのもありでしょう。
スピフル——ビジネス特化の高機能アプリ、スピーチ練習機能が光る(月額5,478円)

スピフルはビジネスのシーンに特化した瞬間英作文アプリです。必要な機能が揃っているのと、UIも綺麗で使いやすいです。
本記事の冒頭で挙げた瞬間英作文アプリに必要な以下の機能のうち、「自作の英作文登録ができること」以外の機能は揃っています。
- 自分の目的に合った例文が収録されていること(スピフルはビジネス)
- 〇〇秒以内に回答というゲーム性
- ユーザーの録音機能
- 解答および回答への解説機能
- 自作の英作文登録ができること(←これが入っていない)
- モチベーション維持機能
また、スピフルの良いところは、スピーチ練習機能(名称:独り言英会話)がついていることです。
TOEFLを受けたことのある方ならイメージしやすいと思いますが、お題を与えられてそれに対して自分の考えを簡潔に述べるというものです。
筆者も何度もTOEFLを受けたことがありますが、スピーキングのパートは結論→理由→例→再度結論みたいな型を練習しないとどうにもなりません。
例えば「リモートワークとオフィスへの出勤、どちらが良いか?」みたいなお題に対して瞬時に論理的に意見を組み立て、英語で話すのは容易ではありません。
実際の仕事のディスカッションでも役に立つので、この機能はTOEFLなどの受験を控えている方や、普段ディスカッションであまり意見が言えずに悩んでいる方には重宝すると思います。
唯一スピフルの採用または継続に躊躇するとすれば価格かなと思います。本記事執筆時点で月額5,478円(税込)という価格設定は安いものではないと感じる人が多いと思います。
12ヶ月分先払いで月額3,831円(税込)となりますが、1年間瞬間英作文を続けられる方は猛者と言えるレベルなので、基本は単月の料金プランでの支払いでしょう。
とはいえ機能的には良いアプリであることは間違いないので、瞬間英作文が自分に合っていることが分かっていて本気で投資するんだ!という意気込みのある方は、スピフルを試してみると良いでしょう。
トーキングマラソン——日常英会話の型を身につけるならこのアプリ(月額4,378円)

トーキングマラソンは6秒以内に回答する瞬間英作文アプリです。アルクが提供しているアプリで、キクタン英会話のコンテンツがベースとなっています。
内容は日常英会話の基本の型を学んでいくもので、日常生活や旅行時で頻出の表現を身につけることができます。
筆者はその昔、森沢洋介氏の書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」で瞬間英作文を練習してから何年か経ってスマホとアプリが普及してきた際、再度瞬間英作文に取り組もうと思い立ったことがあります。
その際に見つけたのが本アプリで、その頃はまだ上記で紹介したスピフルやトラビットなどはありませんでした。
ビジネス英語を身に付けたかったものの、その頃瞬間英作文をやるならトーキングマラソン一択といった感じだったのでトーキングマラソンを購入しました。コンテンツがネタ切れで同じようなものばかりが出てくるようになるくらいまでやり込んだものです。
アプリは日常英会話の型を身につけることができる、基本的な表現が多く出てきます。毎回のトレーニング時にイラストが出てくるのですが、そのイラストがゆるい感じでそれも好みでした。
トーキングマラソンのおかげでかなり英語が出てくるようになり、瞬間英作文の効果を感じたものです。日常英会話の型を学び、場面に合わせてある程度英語が出てくるようになりたいと考えている方へ、とてもお勧めできるアプリです。
価格が月額4,378円で躊躇する人がいそうなのはスピフルと同様ですが、良いアプリです。
ぼくらの瞬間英作文——文法の超基礎からやり直したい人に寄り添うアプリ(月額980円)

ぼくらの瞬間英作文はかなり初心者向きで、文法の基礎の基礎から学べる瞬間英作文アプリです。
瞬間英作文の例題が文法別にまとめられていて、英語を組み立てて話すためには文法が大事であると開発者が考えていることがうかがえます。
実際に使ってみたところ、イラストや解説などが丁寧に作られていて、英語初心者に寄り添う気持ちで作られたアプリであることが伝わってきます。
開発者の方は英語コーチングサービスも行っており、英語のトレーニングに対するこだわりや深い知見を有していると思います。特に英語初心者が挫折しないよう、丁寧に作られたアプリだと感じます。
一方で筆者含め、ある程度英語が分かる人には簡単すぎて物足りない感じもします。上記で紹介したどのアプリよりも易しいです。
中学レベルの文法から改めて学習し、ある程度英語が出てくるようになりたい、と考えている人には合っているでしょう。
おすすめできるものは以上。他のアプリは?
以上で筆者が本当におすすめできる瞬間英作文アプリは全てです。どのアプリを選択するかは、それぞれの目的や予算によるでしょう。
スピフルやトラビット、トーキングマラソンなどはガンガン広告宣伝しているものですが、結局クオリティが高いのでおすすめ入りしました。
他のアプリはどうでしょうか。以下のようなアプリも実際に評価しています。
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニングアプリ
- すらすら話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
- 自分で作る瞬間英作文
- 瞬間英作文InstaEnglish
- MomenTalk
- HelloEar
- 基礎から学ぶ瞬間英作文・文法
- 瞬英
- 10パターン x 1,000問瞬間英作文
シュンサクについては、少し補足させてください。
このアプリは、今回の6つの機能をすべて満たしている数少ないアプリです。しかも月額990円。瞬間英作文だけをやりたい方にとっては、十分な候補になります。
ただ、このアプリの面白さは、同じ会社が出している日記アプリ「DRAWER」との連携にあります。DRAWERに書いた内容から瞬間英作文の問題を作ってくれる仕組みで、DRAWERを使っている方にはメリットが大きい。逆に言うと、DRAWERユーザー向けのアプリという色合いも感じたので、今回のおすすめには入れませんでした。
デフォルトの問題も用意されているので単体でも使えますし、アプリ内で自作することもできます。英語日記を習慣にしている方は、見てみる価値があると思います。
一つ一つについておすすめできない理由を述べることはありませんが、収録されているコンテンツやUI、費用などの理由でおすすめをしていません。
中にはApp Storeで異様に高いレビューが付き、レビューコメントが大絶賛のもので溢れているものもありますが、中身のクオリティと連動していない場合があるのでご注意ください。
なお、筆者がおすすめしていないからと言って使えないというわけではありません。インストールが無料のものはまずはインストールしてみて試してみても良いでしょう。
瞬間英作文アプリの選び方まとめ——目的と予算に合わせて選ぶのが正解
ここまで5つのアプリを紹介してきましたが、結局どれを選べばいいのか迷っている方もいると思います。
筆者の考えをシンプルにまとめます。
ビジネス英語を身につけたくて、まずはコスパよく瞬間英作文を試してみたい方はBizSprinto One。月額1,980円で瞬間英作文はもちろん、速読・シャドーイング・単語学習までまとめて使えるので、最初の1本として選んで損はありません。
瞬間英作文だけでなくシャドーイングも一つのアプリでやりたい方はトラビットも選択肢です。月額3,000円台で両方できるコスパの良さは魅力です。
瞬間英作文が自分に合っていると分かっていて、スピーチ練習もガンガンやりたいビジネスパーソンはスピフル。月額5,478円と高めですが、独り言英会話機能は他にはない強みです。
日常英会話の型を基礎からしっかり身につけたい方はトーキングマラソン。筆者自身がやり込んで効果を実感したアプリです。
英語の超初心者で、中学文法からやり直したい方はぼくらの瞬間英作文。丁寧な作りで、挫折しにくい設計になっています。
大事なのは、最初から完璧なアプリを見つけようとしないことです。まずは低コストで始めてみて、瞬間英作文が自分に合う学習法だと実感できたら、より高機能なアプリに移行する。この順番が一番効率的だと筆者は思います。
筆者自身、かつてTOEIC 900点超えだったのに英語がまったく話せなかった時期があります。海外向けの英語プレゼンテーションで完全に撃沈して、そこから一念発起してスピーキング力の強化に取り組みました。瞬間英作文はその過程で欠かせないトレーニングの一つでした。
あの頃に比べると、今はアプリの選択肢が本当に充実しています。この記事がアプリ選びの参考になれば嬉しいです。
瞬間英作文の効果ややり方についてもっと詳しく知りたい方は、瞬間英作文の効果・やり方に関する記事も参考にしてみてください。


ちなみに瞬間英作文はChatGPTでもできる?実際にやってみた
アプリを探していると、こう思う方もいるはずです。
ChatGPTでよくないか、と。
日本語のお題を出してもらって、英語で答えて、直してもらう。やっていることを分解すれば、たしかにChatGPTでもできそうに見えます。
実際にやってみました。今回は音声の会話モードで、口に出して答える形で試しています。

できること|添削の質は、正直かなり高い
結論から言うと、添削そのものはよくできています。
「コーヒーを飲んでいます」に対して water と答えたら、すぐに「今のは water になってたね」と指摘が入りました。三単現の s の抜けも拾ってくれます。
さらに「もう少しビジネス寄りにできる」と頼むと、その場でビジネスの場面の例文に切り替えてくれました。トピックを柔軟に変えられるのは、用意された例文しか出せないアプリには無い強みです。

言い回しの提案も的確でした。「資料を送ります」を I will send a material today. と答えたところ、数えられない資料なら I will send the materials today.で、もっとビジネスらしく言うなら I’ll send over the documents today.という具合です。
この粒度のフィードバックは、正直に言って並のアプリより上ですね。
向いていないこと|数をこなすのと、復習
ではChatGPTで十分かというと、そうはなりませんでした。
問題は、復習しづらいことです。
出てきた例文を保存できるか聞いてみたところ、ChatGPT自身がこう答えました。

「自動的に保存はできないから、手動にはなっちゃうんだけど、自分のメモにコピペするのが確実かな」。
ちなみに会話のあとで、出てきた例文をスプレッドシートにまとめてもらうことはできます。

表そのものは、よくできています。日本語・自然な英語・ポイントの3列に整理されていて、「三人称単数なので run → runs」「send over はビジネスでも自然」といった具合に、会話の中で指摘された内容がちゃんと残っています。
ただ、これを復習素材として使えるかというと話は別で、瞬間英作文特化アプリの方が使いやすいでしょう。
記録は残せても、復習は回らないだろうなというのが実際のところでした。
テンポも違います。特化アプリなら答えた瞬間に次の問題が出ますが、ChatGPTは毎回こちらが促す必要があります。瞬間英作文は1回に何十問も回すトレーニングなので、この差は積み上がると大きい。
例文の質も、用意されたものとは性質が違います。ビジネス特化のアプリは、実際の会議やメールで使う表現をあらかじめ選んで収録しています。ChatGPTはその場で作るので、毎回の粒度が揃いません。
結論|家庭教師と、反復のための道具
整理すると、こうなります。
| ChatGPT | 特化アプリ | |
|---|---|---|
| 添削の質 | ◎ | ○〜◎ |
| トピックの柔軟さ | ◎ | ×〜◎ |
| テンポ(数をこなす) | × | ◎ |
| 問題の保存・復習 | × | ◎ |
| 例文の質の安定 | △ | ◎ |
ChatGPTは家庭教師、特化アプリは反復のための道具、という住み分けだと思っています。
詰まった表現について深く聞きたいときや、自分の仕事に合わせた例文を作ってほしいときは、ChatGPTのほうが優秀な場合が多いですが、最近では特化型アプリにもAI搭載のものが増えてきたのでその辺も柔軟にできるものもありますね。
毎日決まった時間に数十問を回して口を慣らすなら、アプリのほうが圧倒的に続きます。
どちらかを選ぶというより、反復はアプリ、わからないところはChatGPT、と使い分けるのが現実的でしょう。
↓会話の練習相手としてChatGPTはどうなのか、という話はこちらに書いています。

瞬間英作文なら、BizSprinto One
← 横にスライドして、他の画面もチェックできます →
最後に改めて、筆者のチームが開発したBizSprinto Oneを紹介させてください。
筆者自身、瞬間英作文を長年やってきた中で「こういうアプリがあったら便利なのに」と感じていたことを詰め込んだのが、このアプリの瞬間英作文モジュールです。7秒以内に回答するゲーム性、音声録音、回答解説、カスタム例文登録、学習統計機能と、瞬間英作文トレーニングに必要な機能を一通り揃えています。
ビジネスに特化した例文は2,000種類以上を収録しました。会議やプレゼン、メールなど、仕事で実際に使うシーンを想定した例文ばかりです。
BizSprinto Oneはほかにも7ステップ英文速読、ビジネス特化のシャドーイング、20,000語の辞書と連動した自分専用の単語帳まで、ビジネスパーソンに必要な英語学習が1つのアプリにまとまっています。
単語帳の部分を他社と並べた記事として、自分で作れる英単語アプリ17個の比較もあります。
複数のアプリを別々に契約すると、月々の課金がかさみますしユーザー登録も面倒ですが、BizSprinto Oneはユーザー登録不要、月額1,980円ですべてのコンテンツ・機能が使い放題です。
無料の状態でも全体的に機能をお試しいただけます。
ぜひ気軽にダウンロードしてみてください。
なお、瞬間英作文だけを集中して鍛えたい方には、単体アプリ「BizSprinto 7秒瞬間英作文」もあります(¥1,280 / 月)。まずは一点を伸ばしたい場合はこちらをどうぞ。
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