英語音読の効果とやり方|外資系勤務が毎朝5分やっている手順

英語の音読は効果がある。よく聞く話だと思います。
ただ、何がどう効くのかまではあまり語られていない気がします。4技能が伸びる、リスニング力が上がる、といった説明で終わってしまう。
筆者は毎朝英語を音読していますが、いちばん実感している効果はもっと単純なことです。
舌が回るようになることです。
この記事では、音読で筆者が何を感じているのか、毎朝どんな手順でやっているのか、そして効果が半減してしまう読み方について書きます。
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
音読の効果は、舌が回るようになること
英語を話そうとしたとき、言いたいことは頭にあるのに口が動かない。そういう経験はないでしょうか。
筆者はよくあります。特に、その日ずっと日本語を話していた日の英語会議がそうです。
舌が回らないと、そもそも言葉が出ません。
しかもやっかいなのが、舌が回らないこと自体に気を取られてしまうことです。
うまく発音できないな、と思った瞬間に意識がそちらに向いて、結果として言いたかった内容まで飛んでしまう。
英語力の問題ではなく、口が準備できていないだけ。それで損をしている場面がけっこうあると思っています。
だから筆者にとって朝の音読は、学習というよりメンテナンスに近い感覚です。
その日1日、英語を話す準備をしておく。そのために口を動かしておく。スポーツ前のウォームアップのようなものだと思ってもらうと近いかもしれません。
もちろん発音やリズムが身につくといった効果もあります。ただ、毎日続けている理由としては、この舌のメンテナンスがいちばん大きいです。
筆者が毎朝やっている音読
実際にやっていることを書きます。
- CNBCの記事を最低1本読む
- BizSprinto Oneのニュース音読を3セクション
- 在宅勤務の日は、英語のメールや資料も声に出して読む
最初の二つで合わせて500〜700語くらいになります。
筆者の場合、音読のスピードはだいたい100語で1分ほどなので、時間にすると5〜7分程度です。
思ったより短いと感じるかもしれません。でも毎朝これをやるかやらないかで、その日の口の回り方はけっこう変わります。
在宅の日に英語のメールや資料を声に出して読むのは、ついでにできるのでおすすめです。どうせ読むものを、黙読ではなく声に出すだけ。追加の時間がゼロで音読の量が増えます。
↓音読の素材にしているCNBCをはじめ、毎日使っているニュースアプリをまとめた記事です。

同じ文章は何回読むか
音読の記事でよく論点になるところです。
筆者の場合は基本的に1回です。
同じ文章を10回読む、というやり方もありますが、ほかのトレーニングもしたいためです。
ただし例外があります。
読んでいて意味が分からない箇所があったら、そこは何度も読みます。
引っかかったまま先に進んでも、その部分は身につきません。分からないところだけ立ち止まる、という形です。
効果が半減する音読
ここが、この記事でいちばん伝えたいところかもしれません。
意味も発音も分からないまま、なんとなく読み続ける
これがいちばんもったいないです。
意味が分からない文章を声に出しても、口は動きますが中身が入ってきません。発音が分からない単語を適当に読むのも同じで、間違った音を繰り返し覚えることになります。
分からないものは調べる。それが面倒なら、その教材は自分に合っていないというサインだと思っています。
教材のレベルが合っていない
意味を調べるのに時間を使いすぎる、発音を毎回確認しないといけない。そういう状態だと、音読そのものに進めません。
調べる時間が音読の時間を大きく超えたら、教材が難しすぎます。
音読は毎日続けてこそ意味があるので、面倒さは続かない理由になります。少しやさしいくらいでちょうどいいと思います。
興味のない文章を読み続ける
これも続かない原因になります。
内容に興味が持てないものを毎朝読むのは、単純につらいです。
自分の生活や仕事につながるものを教材にできると、音読そのものが情報収集を兼ねます。
筆者がCNBCを読んでいるのも、経済や金融のニュースが仕事の話題と重なるからです。音読しながらその日のニュースが入ってくるので、二度おいしい。
BizSprintoの音読モジュールも、統計ニュースをもとにした新しい教材が毎日配信されるので、雑談ネタや豆知識に良いと思って続けられています。
教材選びは、効果よりも続くかどうかで決めていいと思います。
音読とシャドーイングの違い
音読と似たトレーニングにシャドーイングがあります。
大きな違いは、シャドーイングはリスニングも同時に鍛えられることです。
音読は文字を見て声に出すので、目から入れて口から出す練習になります。対してシャドーイングは、聞こえてきた音を追いかけて声に出すので、耳から入れて口から出すことになります。
耳も使うぶん、シャドーイングのほうが効果の幅は広いです。
ただし負荷も高いです。聞き取りながら同時に発話するので、慣れないうちはまったく口がついてきません。ここで挫折する人はけっこういると思います。
色々なルーティンを試した筆者は、音読で慣らしてからシャドーイングに進むという流れがスムーズだと感じていて、今は毎朝この流れで行う形に落ち着いています。
まず文字を見ながら口を動かすことに慣れる。それができてから、音だけを頼りにする練習に移る。心地よい順番です。
↓シャドーイングがうまくいかない原因を整理した記事です。音読と同じく、意味を置き去りにすると効果が落ちます。

気乗りしない日の入口としても使える
もう1つ、音読を続けている理由があります。
疲れている日でも始められることです。
瞬間英作文やシャドーイングは効果が高い反面、それなりに頭を使います。正直、だるいなと感じる日もあります。
そういう日でも、音読なら書いてあるものを声に出すだけなので、とりあえず始められます。
そして不思議なもので、いったん口を動かし始めると気分が乗ってきます。そのまま他のトレーニングに進める日がけっこうあるんですよね。
英語学習が途切れがちな人ほど、音読から入るのがいいと思います。
まとめ
英語の音読でいちばん実感しているのは、舌が回るようになることです。
毎朝5分、500語くらい。同じ文章は基本1回で、分からないところだけ繰り返す。
意味と発音を放置しない。教材はやさしめで、自分の興味に近いものを選ぶ。
これだけで、その日1日の口の回り方が変わります。
音読なら、BizSprinto One
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最後に、筆者のチームで作っているBizSprinto Oneを紹介させてください。
音読は毎日続けてこそ意味がありますが、毎朝ちょうどいい教材を自分で探すのが、いちばん面倒なところです。難しすぎず、興味が持てて、量もちょうどいいもの。毎日となると続きません。
そこでBizSprinto Oneのニュース音読では、統計ニュースから作った記事を毎日用意しています。読むだけで豆知識が入ってくるので、英語の練習をしながら雑談のネタも仕入れられます。
録音機能と発話したワード数の記録もついているので、自分の発話を後から振り返れます。積み上げた量が数字で見えるのは、続けるうえで地味に効いてきます。
BizSprinto Oneはほかにも7秒瞬間英作文、7ステップ英文速読、ビジネス特化のシャドーイング、20,000語の辞書と連動した自分専用の単語帳まで、ビジネスパーソンに必要な英語学習が1つのアプリにまとまっています。
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