外資系で英語のトラウマができたら|現役勤務が語る最近の苦い経験と乗り越え方

外資系で英語を使って仕事をしていると、長い間忘れることができない苦い経験をすることがあります。いわゆる英語のトラウマです。
筆者自身、外資系企業で長年働いてきましたが、何度もこの英語トラウマを経験してきました。今でも思い出すと一瞬気持ちが沈むようなシーンが、いくつも頭の中に残っています。
この記事では、筆者が経験した英語のトラウマを正直に共有しつつ、それでもなぜ続けてこられたのか、これから同じような経験をする人にどう向き合ってほしいかを書きます。
新人時代に経験した忘れられない失敗から、英語にそれなりに自信がついた最近でも引きずっているエピソードまで、生々しい話を交えながらお伝えします。
それではまいります!
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
新人時代の英語プレゼン撃沈が筆者の最初のトラウマ
外資系に入社してまだ間もない頃、筆者は英語をほとんど話せない状態で英語プレゼンの場面に立たされたことがあります。当時のTOEICスコアは900点を超えていたものの、口から出てくる英語は本当に拙いものでした。
上司も同席するそのプレゼンで、筆者は見事に撃沈しました。スライドは事前に作り込んでいたものの、質疑応答で頭が真っ白になり、簡単な質問にすら返せませんでした。上司の表情から、明らかに失望されているのが伝わってきました。
会議後、上司から直接厳しい言葉をかけられたわけではありません。でも、しばらくの間、英語が絡む大事な場面では筆者にチャンスが回ってこなくなりました。それくらい、あのプレゼンは決定的な失敗だったのだと思います。
このトラウマがあったからこそ、その後の筆者は一念発起して英語学習に本気で取り組むようになりました。瞬間英作文、シャドーイング、ポッドキャストでのリスニング、英語ニュースの速読など、できることは全部試しました。
今では各国の同僚と問題なくコミュニケーションが取れますし、英語で議論することに対する自信もそれなりに出てきました。あのプレゼン撃沈がなかったら、ここまで真剣に英語に取り組んでいなかったとも思います。
つまり、最初のトラウマは結果的に筆者の英語人生のスタート地点になったわけです。トラウマは必ずしもネガティブだけのものではありません。
英語に自信がついた今でも引きずる最近の苦い経験
ただ、英語に自信がついてきた最近でも、トラウマになりそうな苦い経験は減りません。むしろ高いレベルでの新しい失敗が、また別の苦さを残します。
最近のエピソードを1つ紹介します。
アメリカに出張に行った際、筆者はあるワークショップに参加しました。テーマはCustomer Focus Selling、顧客との面談で何を聞くべきか、どう関係性を築くかを体系的に学ぶ内容でした。
議論の中で、顧客面談で最初に投げかけるべき質問は何かというトピックになりました。参加者の1人が「What would be successful for you?(あなたにとって何が成功になりますか?)」という質問が良いのでは、と提案しました。
そこで筆者は「What was successful for you?(過去に何が成功でしたか?)」はどうかな、とwasを強調しながら発言しました。要は、過去の成功体験を聞くことで顧客の価値観や判断軸が見えてくるのでは、という意図でした。決して筋の悪い意見ではないと自分では思っていました。
結果、シーンとした空気が流れました。お前何言ってるの、という雰囲気だったのを今でも鮮明に覚えています。
そこで筆者がきちんと、なぜこの質問が良いと思ったのかを英語で丁寧に説明できれば、議論を好転させられたはずです。でも、できませんでした。空気の重さに完全に怯んでしまって、説明する言葉が出てこなかったんです。気まずさだけが残り、その場のディスカッションも別の方向に流れていきました。
このシーン、今でも思い出すと落ち込みます。あれはまだまだ自分の英語に自信が足りない証拠だと感じています。
英語のトラウマはレベルが上がっても消えない
こういった苦い経験は、英語力がかなり高くなっても日常的に発生します。むしろ、議論に参加できるレベルになるほど、より複雑な場面で失敗する機会が増えていきます。
具体的にはこんな場面です。
専門用語が飛び交う中で重要な発言ができなかった。冗談を理解できずに自分だけ笑えなかった。複雑なニュアンスをうまく英語で表現できず、議論の意図を誤解された。
こうしたシーンは、TOEIC 900点を超えても、海外経験を積んでも、ゼロにはなりません。むしろ仕事のレベルが上がるほど、要求される英語の精度も上がっていくので、失敗するハードルも上がっていきます。
ある意味、英語のトラウマは終わりのない宿命です。ネイティブと完全に同じレベルにならない限り、引きずる苦い経験は積み重なっていきます。
これを認めてしまうと、すこし気持ちが楽になります。完璧を目指して落ち込むのではなく、苦い経験と付き合いながらも前に進む覚悟を決めるほうが、長く続けられます。
トラウマをバネに変えて続けるしかない
では、トラウマを抱えながらどう向き合っていけば良いのか。筆者の最近の結論はシンプルで、バネにして続けるしかないです。
新人時代のプレゼン撃沈が筆者を一念発起させたように、最近のワークショップでの苦い経験も、筆者の次の学習のモチベーションになっています。あのとき自分の意見をきちんと説明できる英語力がなかったから、その力をつけに行こう、と。
苦い経験を黒歴史として封印するのではなく、次に同じ場面が来たときに別の結末を作るための燃料に変える視点が大事です。
筆者が具体的にやることはシンプルです。
瞬間英作文で、議論の場で自分の意見をすぐに口から出せるトレーニングを続ける。
シャドーイングで、相手のスピードと発音に対応できるリスニングと発音を磨き続ける。
速読で、英語のメール・資料・チャットを高速に処理し、議論の前提情報を素早くキャッチアップできる力をつける。
基礎を疎かにせず、ボキャブラリーや文法を強化する。
これらを毎日コツコツ続けていれば、トラウマを生んだ場面が次にやって来たときの自分は、確実に前回よりも強くなっています。
一緒に頑張りましょう
この記事を読んでいる方が、もし同じような英語のトラウマを抱えているなら声をかけたいです。辛かったこと発表会をやりたいです。
外資系で英語を使って仕事をしていれば、誰にでも起こることです。筆者も今でも引きずっていますし、たぶん来年も再来年も新しい苦い経験を積み続けると思います。
大事なのは、その経験を恥として封印するのではなく、次の自分を作る燃料にすること。そして、続けることだと思います。
続けるなら、BizSprinto One
トラウマをバネにして英語を続けるための具体的なツールとして、筆者が開発に携わっているBizSprinto Oneを紹介させてください。
BizSprinto Oneは、ニュース音読・瞬間英作文・速読・シャドーイング・英単語学習をまとめた、ビジネスパーソン向けのオールインワン英語学習アプリです。
← 横にスライドして、他の画面もチェックできます →
議論の場で発言できない悔しさを次に活かしたい方には、瞬間英作文のモジュールがおすすめです。日本語のお題から7秒以内に英語で回答するゲーム性で、ビジネス特化の例文2,000以上を反復できます。
聞き取れず気まずい思いをするトラウマを抱える方には、シャドーイングのモジュールがおすすめです。ビジネス英語特化で、US・UK・インド・オーストラリア・シンガポールなど多様なアクセントに対応しています。
メールや資料の処理に時間がかかって悔しい思いをした方には、速読のモジュールがおすすめです。チャンク読み・一文読み・スクロール読み・シャドーイング・WPM計測・スキャニング・スキミングの7ステップで速読を体系的にトレーニングします。
3つの機能すべてを個別に契約すると月々の課金がかさみますが、BizSprinto Oneはユーザー登録不要、月額1,980円ですべてのコンテンツ・機能が使い放題です。ダウンロードは無料で全体的に機能を試せるので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。
筆者もまだまだ英語と付き合っていきます。一緒に頑張りましょう!
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