英語速読の練習ができる無料サイト|WPMの測り方と続け方

英語の速読を練習できるサイトを探すと、多読サイトのまとめ記事がたくさん出てきます。
ただ、実際に開いてみると読む素材が並んでいるだけということが多いです。
速く読む練習をしたいのに、読むものが増えるだけで、速さを測る仕組みがない。
速読の練習には、素材と、速さを測る仕組みの両方が要ります。素材はサイトがくれますが、測るところは自分でやることになります。
この記事では、筆者が実際に読んでいる無料サイトと、そのサイトを使ってどうやってWPMを測っているのかを書きます。
あわせて、この方法を面倒に感じてしまう理由も正直に書きます。
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
筆者が読んでいる無料サイト
速読の素材として、筆者が実際に使っているのは次の3つです。どれも無料で読めます。
NHK WORLD-JAPAN|日本のニュースを英語で読める
速読の入口としていちばん勧めやすいのがここです。
理由はすでに内容を知っているニュースが多いから。日本で起きたことを日本語で見聞きしていれば、背景が頭に入った状態で英文に入れます。
速読の練習では、内容の難しさが邪魔になることがあります。知らない話題だと読む速さではなく理解でつまずくので、練習になりません。
その点、親和性の高い題材から入れるのは大きいです。
BBC|社会ニュースを読むなら
社会的なトピックを広く読みたいときはBBCを見ています。
世界の社会問題の扱いが厚く、記事の長さもほどよいです。
CNBC|経済・金融寄りの話題を読むなら
筆者がいちばん長く使っているのはCNBCです。今でも速読の素材にしています。
経済や金融のニュースが速く、業績発表のような話題が厚い。仕事で使う語彙とそのまま重なるので、読んでいて無駄がありません。
ビジネストピックのインプットと速読練習が同時にできるのは、社会人にとってかなり効率がいいと思います。
↓毎日のニュース収集に使っているものを目的別にまとめた記事です。

サイトを使った速読練習のやり方
素材が決まったら、次は測り方です。筆者は次の手順でやっていました。
- 読む記事を決めて、ストップウォッチを押して読み始める
- 読み終わったらストップウォッチを止めて、かかった秒数を記録する
- 記事の本文をコピーして、単語カウンターのサイトで語数を数える
- WPMを計算する
- どこかに記録して、前回と比べる
- 最後に、その記事の要約を英語で声に出して話してみる
単語数を数えるのには Word Counter のようなサイトを使っています。本文を貼り付けるだけで語数が出ます。
WPMの計算のしかた
WPMは1分あたりに読んだ語数のことです。計算は単純で、
WPM = 語数 ÷ かかった秒数 × 60
たとえば600語の記事を3分(180秒)で読んだなら、600 ÷ 180 × 60 = 200WPMです。
目安として、TOEICのリーディングを時間内に終えるには150WPM程度が要ると言われます。筆者の場合、BizSprinto Oneで200WPM相当のベンチマークなら読み切れている感覚です。
最後の要約がいちばん効く
手順の最後に入れている、英語で要約を話すところ。ここは飛ばさないほうがいいです。
速く読めたつもりでも、要約しようとすると何も出てこないことがあります。それは読めていたのではなく、目が文字の上を滑っていただけです。
理解を伴わない速さには意味がないので、確認の意味でも入れています。
↓速読そのもののトレーニング手順は、こちらで7ステップに分けて解説しています。

サイトで練習する良さ
この方法の良いところは2つあります。
ひとつは生のニュースが毎日あること。読み物として単純に面白いです。教材用に作られた英文だと、どうしても読んでいて退屈になる瞬間があります。
もうひとつは無料であること。ニュースサイトを開くだけで素材が手に入ります。
ビジネストピックのインプットと速読練習が一石二鳥になるという点で、ニュースサイトを素材にするのは理にかなっていると思います。
↓ニュース記事を速く読むための具体的なコツはこちらにまとめています。

それでも、面倒に感じることはあります
正直に書くと、このやり方は面倒に感じることがあります。
理由は段取りが面倒だからです。
記事を選んで、ストップウォッチを押して、読んで、止めて、本文をコピーして、カウンターに貼って、計算して、記録して、要約する。
ひとつひとつは小さいのですが、毎回これをやるとなると、正直すこし腰が重くなります。
特につらいのが、数分の隙間時間に始められないことです。
電車に乗っている5分、10分。ここで速読練習をしようと思っても、段取りを考えた時点で気が進まなくなります。腰を据えて取り組める日向きのやり方だと思います。
それで、この手順をまるごと省けるものを自分たちで作りました。
いまの使い分け
BizSprintoアプリを作ってからは、速読トレーニング自体はアプリのほうをメインにしています。
記事が用意されていて、100・150・200WPMといった目標の速さで読み切れるかを試す形式になっています。自分で時間を測って語数を数える必要がありません。理解度チェックも入っているので、要約の代わりになります。
段取りがゼロなので、電車の5分でも、今やろうと思える。これが自分にとっては決定的でした。
ただ、ニュースサイトのほうもやめていません。
生のニュースに触れたいからです。アプリの教材は練習としてよくできていますが、今日の世界で何が起きているかは教えてくれません。
なので、いまはこう使い分けています。
- 効率よくトレーニングしたい、隙間時間でやりたい → アプリ
- 生のニュースに触れたい、読み物として楽しみたい → ニュースサイト
どちらかだけ、という話ではないと思います。速さを鍛えるのと、実際の英文に触れるのは別の目的なので、両方あっていいはずです。
まとめ
速読の練習ができる無料サイトを探しているなら、素材としてはNHK WORLD-JAPAN、BBC、CNBCあたりから始めるのがいいと思います。
そのうえで、ストップウォッチと単語カウンターでWPMを測る。最後に英語で要約する。これで練習として成立します。
もし段取りが面倒で続かないようなら、そこを省ける道具を使えばいいだけです。
速読なら、BizSprinto One
← 横にスライドして、他の画面もチェックできます →
最後に、ここまで書いてきた面倒をまるごと省くために筆者のチームで作ったBizSprinto Oneを紹介させてください。
筆者自身、速読を長年やってきた中で「こういうアプリがあったら便利なのに」と感じていたことを詰め込んだのが、このアプリの速読モジュールです。チャンク読みから一文読み、スクロール読み、シャドーイング、100・150・200WPMといった目標速度で読み切るWPMチャレンジ、スキャニング、スキミングまで、速読トレーニングに必要な要素を7ステップで一通り揃えています。
理解度テストによって、読んだ気で終わる罠も防げます。効率を最大化したいビジネスパーソンにこそ使ってほしい設計です。
BizSprinto Oneはほかにも7秒瞬間英作文、ビジネス特化のシャドーイング、20,000語の辞書と連動した自分専用の単語帳まで、ビジネスパーソンに必要な英語学習が1つのアプリにまとまっています。
複数のアプリを別々に契約すると、月々の課金がかさみますしユーザー登録も面倒ですが、BizSprinto Oneはユーザー登録不要、月額1,980円ですべてのコンテンツ・機能が使い放題です。
無料の状態でも全体的に機能をお試しいただけます。
英文処理速度を上げ、スピード感を持って仕事をしたい方、TOEICなどのリーディング対策を検討している方はぜひ一度試してみてください。
↓他の速読アプリも含めて比較した記事です。あわせてどうぞ。



