英語の聞き流しは効果ある?|筆者がやめた理由と選ぶ場合の基準

英語の聞き流しは効果があるのか。
先に筆者の立場を書いておきます。
効果は薄いと思っています。実際にやってみて、やめました。
ただ、まったく無意味だと切り捨てるつもりもありません。
この記事では、筆者が聞き流しをやめた理由と、それでも聞き流したい日に何を選べばいいのかを書きたいと思います。
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
聞き流しをやっていた時期と、やめた理由
一時期、BGMのようにポッドキャストやYouTubeの英語ニュース番組を流していました。
英語に触れる時間を増やしたかったからです。仕事をしながらでも英語が耳に入ってくるなら、それだけ得だろうと思っていました。
結果として、2つの理由でやめました。
仕事の集中力に影響した
これがいちばん大きかったです。
英語が流れていると、意味を取ろうとして意識が少し持っていかれます。完全に無視できるほど聞き慣れていないので、中途半端に気が散る。
結果として、仕事中に流すと仕事のほうのパフォーマンスが落ちました。英語のために仕事の質を落とすのは、本末転倒です。
英語力が伸びている感じがしなかった
もうひとつは単純に、効いている実感がなかったことです。
何ヶ月か続けても、聞き取れるようになった感覚がありませんでした。
あとから考えると当然で、意識して聴いていない音は、ただ通り過ぎていくだけだからです。
筆者は今も朝にポッドキャストを聴いていますが、これは聞き流しではありません。何を言っているかを意識して聴いています。同じ番組でも、やっていることは別物です。
それでも、まったくのゼロではないと思う
ここは正直に書いておきます。
流している中で、一瞬だけ意識がそちらに向くことがあります。
知っている単語が聞こえた、面白そうな話題が始まった、といったきっかけで、ふっと耳が向く瞬間です。
そこで拾った単語やフレーズに、まったく意味がないかと言われると、そこまでは言い切れないかなと…。
実際、そうやって覚えた表現も少しはあると思います。
ただ、英語学習の手段としては非効率だと思います。
1時間流して偶然拾えるものと、5分集中して得られるもの。後者のほうが確実に大きいというのが、やってみた結論でした。
それでも聞き流したい日はある
と、ここまで否定的に書いてきましたが、聞き流したくなる気持ちはよく分かります。
意識してリスニングをするエネルギーがない。気分が乗らない。でも、なんとなく英語には触れておきたい。
そういう日はあります。筆者にもあります。
そんな日に何もしないくらいなら、聞き流しでもやったほうがいいと思います。
英語から完全に離れる日を作らない、という意味では役に立ちます。
聞き流しに向く番組の条件
聞き流しに向いているのは、次の3つを満たすものだと思います。
- 長めであること。数分で終わると、そのたびに操作が必要で面倒です
- ゆっくりであること。速いと意識を持っていかれるか、完全に諦めるかの二択になります
- 内容がやさしいこと。難しいと、結局まったく引っかかりません
逆に言うと、普段の学習用に選んでいる番組とは別物を選ぶべきです。
集中して聴く用の番組を流しっぱなしにすると、もったいない気持ちになって結局どっちつかずになります。
ゆっくり・長めの英語番組
全編英語のものなら、次のあたりが条件に合います。
- Miss Honey: Slow English Podcast|意図的にゆっくり明瞭に話すリスニング特化型
- Listening Time: English Practice|自然なスピードよりやや遅め。1回20分前後と長め
- Lovely English Stories|ストーリー形式で難易度を選べる
↓ここで挙げた番組を含め、全編英語でも初心者が聴けるポッドキャストをまとめた記事です。

日本語と英語の掛け合い型
全編英語がしんどい日は、日本語が混ざるタイプのほうが良いかもしれません。
例えば外資系裏技英語は、イギリス人のBJ Foxさんと、外資系コンサル勤務経験のある芸人・石井てる美さんの掛け合いで、外資系の現場で使うビジネス英語を扱っています。面白いですし参考になるので筆者も聴いています。
MamiさんとMichaelさんのバイリンガルニュースなんかも、ゆったり聴きたい人には良いと思います。
日本語が挟まるので、意識が飛んでいても内容を見失いにくい。聞き流しとの相性はいいと思います。
意識して聴くモードと、とりあえず流すモードを分ける
結局のところ、大事なのは自分がいまどちらをやっているのかを分かっていることだと思います。
聞き流しを学習だと思っていると、やっているつもりで伸びない期間が続きます。
流す日は流す日と割り切る。そのうえで、意識して聴く時間も作る。
エネルギーがある日は5分でもいいので、意味を取りながら聴く。あるいは口を動かす練習に切り替える。
そんな感じで自分の気分とも向き合いながら、英語とは離れずやっていくのが良いでしょう。
↓同じポッドキャストを、聞き流しではなくトレーニングに使う方法をまとめた記事です。

まとめ
英語の聞き流しは、学習の手段としては非効率だと思います。
筆者は仕事の集中力への影響と、伸びている実感のなさからやめました。
ただ、まったく意味がないとも言い切れません。何もしない日を作らないための手段としては使えます。
やるなら、長めでゆっくりで内容がやさしいもの。普段の学習用とは別に選ぶ。
そして、エネルギーがある日は5分でいいので意識して英語に向き合う。そちらのほうが、1時間の聞き流しより効きます。
5分で英語に向き合うなら、BizSprinto One
← 横にスライドして、他の画面もチェックできます →
最後に、筆者のチームで作っているBizSprinto Oneを紹介させてください。
聞き流しに流れてしまう理由のひとつは、意識して取り組むには準備が要ることだと思います。教材を選んで、開いて、今日はどこからやるかを決める。それが億劫な日に、つい流すだけになる。
BizSprinto Oneは、開いたらその日の教材が用意されている状態を目指して作りました。ニュース音読なら統計ニュースから作った記事が毎日入っていますし、シャドーイングも瞬間英作文も、数タップですぐ始められます。
数分の隙間時間でも、意識して英語に向き合う時間に変えられるのが狙いです。
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